地震に遭遇したときにやってみた色々なことまとめ。

日記 on 2011年3月16日 - FavoriteLoading記事をブックマークする -
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今回の地震で、普段得難い色々な体験をすることができました。
以下、そのさいあった色々な事や、試してみたことを書いておきます。

今回被災しなかった方や、これってどうなの?と考えている方のお役に立ちますように。
七六は、この時東京都心部に居ました。

※ただし、このまとめは、七六個人の感想であり、絶対どうにかなるというものでもありません。
余計な雑音に惑わされず、必要だと思う事をすることが良いでしょう。


・免震構造のビルは、大変安全だけど、やっぱり怖い。
ゆっくり長い距離ゆるーっとゆさぶられる感覚がなんか嫌でした。
机の下にとかは、入ったほうがいいと思いました。ビルがぽきっと折れればそれで終わりなんですが、天井が抜けてくると怖いですね。

・携帯電話は先ず使えなくなる。
これは当然ですが、一番最初に規制がかかります。携帯電話の電話機能はまず使えません。
どれくらい使えなかったかというと、翌日の夜くらいまでは使えませんでした。その後も翌日まで、通じにくい状態が続きました。

・公衆電話は長蛇の列
携帯電話の普及で数が減った公衆電話に人が殺到していました。少なくともどの公衆電話にも50mを越す行列ができ、数時間待ちなど普通でした。

・公衆無線LANサービスは、停電にならない限り使える
将来的に飽和するかもしれませんが、今回の震災で最も活躍したのは公衆無線LANや、3Gなどによるインターネット通信網でした。
電波に必要な電力は少なく高速なため、IP電話やSkype、Twitterを使って確実に連絡がとれました。

・据え置き電話でも、掛ける相手が掛かりにくい状態にあれば、つながらない
ほとんどかかるかどうかは運次第でした。

・駅は瞬時に使えなくなる
地震直後に全ての駅のシャッターが閉じ、駅ビルにすら入れない状態になりました。

・バスが比較的速く移動できる手段だった
自分が居た場所では、バスターミナルに100m以上の太い列ができていましたが、定期的にはけていたので、確実に移動するにはバスがベターです。

・対して全く減らないタクシーの列
こちらはバスの8割程度の列が出来ていましたが、全く進みません。
長距離を移動する客が多い上に、道路が混雑してタクシーが足りていない状態になっていたのではないかと。
また、七六は複数の駅を歩いてまわりましたが、どの駅でもタクシーの列は長く、最終的に知り合いの作家さんと待ち合わせしていた駅においては、一時間半の待ち時間の間、一人も減らないという状態でした。

・震災直後はコンビニの物資は減らない
翌日からすっからかんになりました。

・ジュースやお茶はいくらでも残ってる
別に水を買わなくても、ペットボトルの適当なものを買って、のまないなら捨ててしまって水を入れればいいじゃないですか。東京の水は美味しくなったんです。

・駅から駅へ渡る人の列
東京マグニチュード8.0というアニメでこういう描写がされていましたが、実際にできています。
バスに列ができてる限りなくならない感じで。おかげで道に迷いませんでした。

・MREのような、スタンドアロンで食べられる非常食について
我が家には、大体常時12~24食分(=大体半月~一ヶ月食える)の備蓄があります。この保存食は水が10gあれば温かいご飯が食べられます。けど、このへんは日本の衛生云々では推奨されない保存料が大量に使われてたりして良し悪しですな。くれぐれも自己責任で。


思い出したらあとで追加するかも