モバイルノート&タブレットPCで絵を描く


pcmobile
かなり昔からモバイルノートPCでネームやデザインをするということをしています。

うちで使っている機材は、初期型はHPのコンパチブルタブレットノートでしたが、 それ以降Thinkpad X200 Tablet系になりました。

ワコムタブレットが搭載されているノートPCの系譜で、CoreI7搭載、バッテリーも用途にあわせて大きくしたり小さくしたりできる便利な筐体です。少し重たいのが難点ですけれども。

今までワコム搭載のタブレットを使ってきて、必要な内容がだいぶ見えてきました。 Windows8になって、ワコム搭載PCが増え、これからだいぶこの手のPCに触れる機会が増えると思いますので、これまでの使用経験をまとめてみました。

とはいえ、これから発売されるワコムタブレット搭載機は、Atomでなければ概ねスタイルの問題くらいじゃないですか?とは思います。それだけ第三世代Coreプロセッサは実用に足る性能です。

コミックスタジオがストレスなく使える(≒SAIは快適に動く)のを前提とすると、必要なシステム構成は以下のようになりました。 ※筆者はコンパーチブルタイプのタブレットノートをCintiqのように、画面をナナメにして手でちょっと支えて使うスタイルのため、タブレットよりはモバイルノートのほうを重視しています。これは、絵をかきながらショートカット操作が楽なためと、描きながら文字を書き込むことが多いからです。 ※仕上げに至るような使用は前提にしていません。せいぜい下書きまでの使用と考えています。

・第三世代型(現行型)のCore i5 & i7 CPUならば、MでもUでもデスクトップなみのパワーがあってOK。仕上げまでいけます。

・第二世代以前のintel ならば、 Core i5 i7 が必須で、できればM以上のCPUがほしい。

・メモリはできれば4G以上。増設できればなおよし。8あると申し分ない。

・第二世代以前のタブレット  ・EP121 B121 Series7 は、ハイパフォーマンスモードでギリギリの速度。

・最近のモデルでは、ドライバを入れなおさなくてもSAIやコミスタで筆圧が動作する。  ※最初から筆圧が動作するのはセルシスやオートデスクのソフトのみです。

・WACOMの最新のCintiq用ドライバで筆圧が動作するようになりましたが、タッチできる筐体の場合は指によるタッチ操作ができなくなります。

使用機種の感想

・Thinkpad X201 tablet   Corei7のワコム搭載モバイルノートPCです。バランスモード以上で快適な操作環境となります。   画面がスクエアのため、描画面が広く感じます。扱いやすいPCでした。   パワフルな筐体ですが、レイヤーをたくさんつくると急激に重くなります。   筐体重量が2kgに達するため、特徴の一つであるタブレット状態で使うのはつらいです。

・Thinkpad X230 tablet   現在メインで使っているコンパーチブルタブレットノートです。バランス設定でもパワーがあり、仕上げに耐えます。ただ、パネルがワイドになり、作業領域が狭くなったように感じます。   X201よりも200gくらい軽量となったのですが、それでもタブレット状態で使うモノではありません。   バッテリーは、最も小さい3セルで2時間半、9セルで8時間強の稼働時間がとれます。

・Thinkpad tablet   試しに買ってみたn-trigのデジタイザを搭載したAndroid筐体です。筆圧があります。   タブレットの割にガラスが厚く、かつペンが太いため描画には慣れが必要でした。   Androidをアップグレードすると処理速度が向上するため扱いやすくなりますが、使えるかどうかはその人次第。ペイントソフトは総じて厳しく、Quillというアプリで線を引いてラフを造るのが個人的には顕界なのではないかと。   しかし、10インチでフルスクリーンの描画領域は、理想的なサイズだと実感しました。

・ASUS EP121 および B121   ワコム搭載タブレットで、初期型COREモバイルCPUでは国内で販売しているほとんど唯一の筐体です。   重量が1.2kgと重く、大きいのが個人的にはネックで、漫画を描く自分には処理速度動作時間ともに不足していました。   文字を書く、ショートカット入力をすることが厳しく、使用はスケッチブック感覚になりますが、UIに不備が多く、使用には工夫が必要に感じます。   Windows8になり、このタイプの筐体の発売は複数社から予定されていますので、敢えてこれを選ぶよりは、新型機がベターかと思います。   ハイパフォーマンス状態で稼働時間45分、バランスモードで1.5時間。モバイルブースターが必須です。   普通に使っていると全体がじんわり熱をもちます。

・SAMSUNG Series7   ワコム搭載タブレットで、EP121などとほとんど同じ仕様の筐体ですが、重量が800g台と軽く、稼働時間が4.5時間ほどもちます。クロック周波数はEP121より少し遅い仕様です。   国内販売されていないのが難点で、修理がききません。インターフェースにはWindows8のようなメニューが任意に表示できるのは便利でしたが、ワイドパネルのため描画面がやや狭いのが不満です。   熱処理がよくできており、排熱口以外は常にひんやりしているのですが、ここを塞ぐと一気に熱くなり、タッチ操作が誤動作します。

・Galaxy note 2   ワコムデジタイザ搭載のスマートフォンで、ペン入力中はタッチによる描画をキャンセルします。1024階調の筆圧があります。といっても、それを実感できるアプリはまだありません。なぜなら、Androidのデジタイザはこれまでn-Trig が主流だったためです。   また、プレインストールのアプリ以外のペイントツールではペン先のカーソルが表示され、Cintiqなどを使っているような感じです。   細かいところまで書き込みが可能な数少ない端末の一つかと思います。メモリも2Gあり、動作速度も機敏です。バッテリーはかなりがっつり使っても一日半はもちます。

今後とも仕事の関係でこの手のガジェットは使っていくと思いますので、きりがいいところでまたまとめを書きとめようと思います。

注目してるのは、とりあえず Thinkpad Helix ThinkpadTablet2 ThinkVision このあたりですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA